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生徒さんの気持ちを読めない先生のほうが、生徒さんの自立心はより育つ?

先日学びなおし英語講座の終了生から相談がありました。

「英会話スクールでレッスン始めたけど、授業内容に色々モヤモヤする」

(私は英文法講師ですが、これまでの指導経験上)
ああ、たぶんアレだろうなと思って生徒さんの話を聞いてみると、やっぱりそうだった・・・。

アレとは?
日本人の英会話の先生あるあるのうちの一つ。

①英会話レッスンなのに、先生が日本語をしゃべっている時間が長い。
②プライベートレッスンなのに、テキスト記載の会話文のCD聞いて音読がメインってなんでだろう?

要するに「英会話レッスンなのに英語で発話する練習が少ないので、私は何をやってんのかわからない」ということ。

 

①は英会話に抵抗の強い生徒さんの顔色を鵜呑みにしすぎているのか、あるいは先生ご自身にやる気なくて指導に手を抜いているのかのいずれかだと思います。

②はその先生の授業の組み立て方が悪い可能性が高い。メリハリ(緩急)がないので生徒さんに間延び感を与えている。苦手意識の強い方ほどスピード感とメリハリが大事です!

 

この記事では①について書きますね。

英会話に抵抗があって
ご自身からは積極的にしゃべらない
基礎レベルの大人の生徒さんであっても、これは必ず不満に感じるのです。

英語なんて嫌いだ。
英語をしゃべるのは嫌だ。
嫌だけど耐えて来ているとか言っていても、

そのことばを真に受けて
日本語をふんだんに取り入れた授業になると、これまた不満。

矛盾している?
そう、生徒さんのいうことは矛盾するものです。

海外経験の豊富な英会話の先生にとっては
「思っているなら言ってよ。言わないとわからないし」と意味不明に感じるかもしれません。


はい、その通り。
ホンマそれ、です。

ですがこれが日本中にたくさんいる
プライドばっかり高くて、いつも英会話に挫折する万年基礎レベルの大人の英語学習者さんの現実です。

英会話の先生方の中には
授業でリアルに接してはいるけど

このタイプの生徒さんの取り扱いが
正直あまりわかっていない?という方も案外多い印象があります。

アカンタレなのは生徒さんですが、どうかもっと気づいてください。英会話の先生。

 

 

生徒さんの立場になってみたら

そりゃまあ英会話が苦手であれば、
緊張からレッスン中に頭真っ白になって

何も言えなくなって無言になるのは仕方ないのですが・・・

問題はこのタイプ、
露骨に苦痛そうな態度をしたり、
やる気あるのかないのかわからない中途半端な態度をしてしまう人が多い。

多くは自分がそんなことやっている自覚ないので、誤解されていることに気づいていない。これが問題なのです。

 

指導経験の浅い先生がやってしまうのは、

生徒さんに寄り添おうとした結果、
そのような生徒さんの消極的な態度を鵜呑みにしてしまうことではないかと。

「この英会話の先生、頼りない」
「英会話なのに日本語多いし、生徒にも注意できないし、英会話を話す場が少ない」

先生のいない場ではそう言われるのがオチです。

 

ですがこれは生徒さんたちもダメ。
私はいつもそう生徒さんたちに言っています。

先生にしてもらえるものだ。
先生から与えてくれるものだ。

私が「なんで思っていることをその先生に言わんのや?」と聞くと、「だって私は英会話が初めてだからよく知らないので~」と言いだす。

言いにくいとかなんとかかんとか。
いつも知らないわからないと言い続けるのですが、それぜんぶ言い訳!

 

かつての私は終了生からこういう話を聞くたびに

いくらこの教室で生徒ケアしても
この現実は買えられないのかとため息ついていましたが、最近はむしろ感謝するようになりました。

生徒さんの気持ちを読めない先生のほうが、
生徒さんの自立心が育つきっかけになることがある。

ただし条件があります。
例えばこの私のようなゴリゴリな生徒ケアを先にたっぷりと経験した生徒さんに限りますが・・・。

 

え?英会話ってこういう先生もいるの?

正直がっかり。
でも英会話、できるようになりたい。

それなら?

自分を変えるしかない。
だまっていてもこの先生には永遠に通じない。

自分の想いを伝えないと、この先生には伝わらない。

自分のモチベーションを維持するのは、すべて自分自身。

※記事冒頭の終了生も、私との対話でこの気づきを得たようです。

 

大人の生徒さんの扱いに悩んでいる先生方へ

生徒ケアというのは、常に生徒さんに寄り添うことばかりではないのです。

今回ご紹介した
生徒の気持ちを読めない先生であっても(失礼)、自立心が育った生徒さんであれば伸びます。

ブレない軸を持った、挫折知らずの自立した学習者さんになってほしい。
これが多くの先生が描いている生徒ケアのゴールだと思います。

そのために身を砕き
一生懸命考えて生徒さんに接しても、

上手く行かないことばかりだから
もうこの仕事やめてしまおうかと悩んでいる先生方、

皮肉ではあるけど
今回の記事のように、完ぺきでなくても生徒さんの自立心は育ちます。

生徒ケアに悩む先生は、先生ご自身が完ぺき主義な方が多い。

完ぺき主義者といえば聞こえは良いですが、
強い自己肯定感の低さの裏返しでもあると、私自身は思っています。

自己否定感が強いと
生徒さんに親身に尽くすことで(無意識ではあるけど)ご自身の自己肯定感を見たそうとします。

だけどそのご感情が強いと
皮肉にも先生はこの先ずっとそのような生徒さんの言動に振り回され続けることになります。

先生はそのような生徒さんたちに
いつも振り回されて擦り切れて燃え尽きて辞めるために、この仕事を選んだのですか?

絶対違うはずだと私は思っています。
だからこそこの記事が、今後の先生にとって何かのご参考になれば幸いです。

※来年1/15から相談会を再開します。
大人の生徒ケアに悩む先生方、安心してお越しください!

詳細はこちら↓