あなたは大丈夫?英語学習に挫折する特徴④(受講期間は保証期間♪と油断する人)
あなたは大丈夫?
英語学習に挫折する特徴④
「受講期間は保証期間♪通っているうちは安心✩」
スクールや講師に「期待という名の依存」をしている方、ということです。
お金を出して通うわけですからスクールや講師への期待は当然でしょうが、これが依存レベルになったらあきません。
このさじ加減がわからない(=距離感がわからない)と成功は難しいでしょう、そういうことです。
「これまでのご自身が築いてきた、対人関係のあり方に直結しているご思考」だからです。
英語はコミュニケーションツールの言語です。
みなさん、ご自身の対人関係は良好ですか?
距離感、取れていますか?
いきなり距離をつめてみたり、だけど思い通り行かないと今度は突然「勝手に人間関係をシャットアウト」とかしていない?(これは別記事で書いた「人生のキャンセルガール」になります)
「依存?私は違います」という方もいらっしゃるかも。
「受講期間中は私の面倒をみてくれるでしょう?だからその間は安心✩」
このことばに、もう一つピンと来ない方・・・
「面倒を見てくれる」
~してくれる
~してもらえる
これが依存。
英語という言語は、自分の意思を持って自分からアクションを起こす言語。
外国人である私たちが、ある程度の年齢になってから英語をマスターするのであれば、まず「自立・自律心」。
最初は他人への依存心バリバリだったとしても(過去の私もそうでした)、成功した方は必ずどこかで転換期があります。
みなさん、それって英会話スクールさんのキャッチーな広告をすぐに鵜呑みにしていない?あのね、それは来てもらうための戦略ですよ。ダイエット広告と同じ。
いくらキャッチーな広告のスクールさんに行っても、「してもらえる・やってくれる・変えてちょうだい」と依存ばかりして自立心のない方は挫折します。
まさか、今度こそいつのまにか英語ペラペラになれるステキな魔法をかけてくれるようなうまい話を本当に待っているのですか?
「学びなおし英語・3ヶ月集中クラスは早く終わる。その先の未来も早く見える」というご理由で、この教室にお越しになるうちの生徒さんたち。
お申し込み時点では「講座終了後はこんなことがやりたいです✩あんなことがやりたいです✩だから早く終えたいです✩」と意気揚々におっしゃいます。
これはとてもすばらしいことですよ。
ですが、受講開始後になると・・・
「受講期間はまだ3ヶ月ある。3ヶ月は結論は先延ばしできる保証期間♪学び♪学び♪」というご思考に変わりやすい。
(ご自身で勝手に設定変更をしてしまう人ですね。これをやってしまう人は成功しない。自分の人生に一貫性がないゆえ)
「おいおい、最初のあの話はどないなってんの?」と思うのですが、この不可解な矛盾に気づいていない生徒さんたち、は多いです。
このタイプの生徒さんたちには、
「すぐにわからないと言って逃げないこと。現実逃避しないこと。ご自身の無意識の行動に向き合うこと。思考と行動に一貫性がないうちはまた挫折するよ」
そう何度も伝えることから、私の毎回の生徒指導は始まります。
「私は飽きっぽいので、早く終えて次の未来を見たい」とおっしゃるのに、グダグダ引きのばすのはなぜだろう?
飽きっぽいのに引きのばすって、やっていることが複雑ですよね。
結局のところ、ご自身のことがよくわかっていないからではないかと思います。
お心の中に「3ヶ月通っているうちに変わっていく私✩」という期待という名の依存心があると、それ以上モノを考えなくなるみたいです。
これが人に依存しているってこと。
だけどねえ、
ご自身がご自身のことをよくわかっていないのに、他人はご自身のことなどわかるわけがないでしょう?
「受講期間は保証期間✩受講期間は講師がひっぱってくれるから安心✩」
受講期間は保証期間というご発想でスクール通いする生徒さんは、とりあえずスクール通いは続いても手応えある結果を出すことは難しいでしょう。
残念ながら、成功した日本人の英語話者にはこのようなご発想の方はいないのです。
もしご自身が、
☑ 英語ができない人生が理由で、強い挫折感ゆえの自己肯定感の低さを抱えてさまよっているのであれば・・・
☑ 今度こそ本当にそんなご自身を変えたいのであれば・・・・
壁にぶつかるたびに「学び」ということばを安易に持ち出して、ご自身の弱さから逃げださないこと。
もし本当に「お勉強だけを」したいのであれば、どんな些細なことでも幸せを感じるはず。できないご自身に劣等感を感じてネガティブ思考にはならないはず。
「受講期間は保証期間♪通っているうちはまるっと面倒見てもらえるから安心✩」
このことばに「実は私もそう思っていたかも・・・」とドキッとした方、いらっしゃるかもね。
決して恥ずかしいことでも情けないことでもありませんよ。ぜひここから向き合ってみましょうよ。