自分のやりたいことがわからないと言う大人の生徒に悩む先生へ

★最初のご受講理由と授業が始まってからの言動が一致しない生徒
★学んだ先、自分のやりたいことがわからない生徒

そのような大人の生徒さんたちに
どうアプローチしていいか悩んでいる先生方向けの記事です。

もちろん学習者さんである生徒さんもごらんください。

 

 

では私自身の経験談を。

この教室の講座にお申込いただく方には
ご受講理由として「英語ができたらこの先こんなことをしたい」ということを書いていただきます。

多いご理由の一つが
「英語は苦手なのに仕事で必要になった。だから申し込んだ」

お仕事で英語を使いたいというのが多い理由です。

 

ですが。。。

お仕事で英語を使いたいとおっしゃる方ほど

授業に慣れた講座中盤頃に
改めてご自身のお心を掘り下げていただくと、実はそうでもなかったというケースが多い。

まあ、できるものなら
仕事で英語ができるようになりたいけど

それは魂レベルでのナンバーワンの望みではなかったということ。

お申込み時に書いたことは
あくまでもお申し込みに至るきっかけであり、

本当にやりたいことだと言い切れるレベルではなかったということ。

「まあ、できるようになればうれしいですが」というレベル。

先生方がご自身の生徒さんと接していて
「あれ？言っていることと実際が違う？」と言う場合、間違いなくそれです。

 

そういう方に
「では本当は何がやりたい？」と聞くと、答えられる人と答えられない人に分かれます。

答えられない方、多いです。

 

だけど他ならぬ自分のことなのに、なぜ答えられないのだろう？

これまでの人生は
「他人からどう見られているか」思考だったから。

「自分はどうなりたいか」ということを考えてはいなかったから。

こういう方は
過去の恨みつらみや失望や後悔を栄養にして、毎日を生きている方が多い。

今現在は義務感で生きているので、魂レベルでの充実はしていない。

過去を生きているからそうなるのです。

こういう方に
「さあ未来を見ろ！」と言っても、できないのです。

何十年もご自身に対して思考停止を命じていたのですから。

 

 

私はこのような生徒さんには、まずはこう伝えています。

望む未来が描けない
自分がどうありたいのか

いつも思考停止を繰り返して、言語化できないなら・・・

今現在をもっと全力で生きているか？と自分自身に問うてみてほしい。

目の前のことに全力注いでいるか？

毎週の授業をもっと大事にいるか？
自分の限界を超えているか？

私がいつも伝えている、
具体的な克服課題に取り組んでいるか？

全力で無我夢中でやっているか？

あとは言い訳して
いつも逃げている自分をやめると決めること。

自分を信用していないからできない。
だけど一歩でも行動しないと、何も変わらない。

だから信用できないままの無限ループ。

それを自分で断ち切る勇気を持つと決める。

もうこの歳で
だれかを何かを待っていてもミラクルなんて起きないこと、自分がわかっているはず。

ウジウジしているだけでは火もつかない。

今が充実すれば
こんな自分にもできるんだという自信が生まれる。素直になれる。

自信がつくことで
心の壁を崩すことができるので、未来への突破口になる。

そうすれば自分のやりたいことがわかるようになる。

 

いかがでしたでしょうか。
この記事が先生方のご指導の参考になれば、幸いです。

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