人生のキャンセルガールのままでも良いですか?
「夢を持つって、大事♪」
「本気でがんばるって、気持ちイイ♪」
「お勉強、大好きです♪」
これは英語学習に限りませんが、
いつも何も成し遂げられない方に多いことばの一つ。
残念ながらこのタイプの方は、また挫折を繰り返す。
ご自身がこれまでに生きてきた世界を突き破ることができない(これまでの限界を越えられない)
がんばることは結構なことですが、
がんばっていればいつのまにか自然に達成できる♪なんていう、虫の良い話はないのです。
「残りの人生あと数十年間、
人生のキャンセルガールのままで本当に良いのですか?」
これは、このタイプの生徒さんたちに私がよく伝えることばです。
人生のキャンセルガール?
今日はその話を。
人生のキャンセルガールとは?
「ご自身が生きている現実の世界にはあきらめているけど、実は自分自身はあきらめていない人」という意味です。
☑ 自分の人生を広げる可能性を、自分の弱さに負けていつも自分自身で握りつぶす
☑ 何か新しいことを始めるたびに、毎回このループを繰り返している
ご自身なりに強いご意識を持って頭使って考えて行動を起こしても、結局挫折するのはこれだから。
まだちょっとピンとこない方もいらっしゃるかも。
さらに具体的に説明しましょう。
人生のキャンセルガール。
いつも何かの奇跡を待っている
「夢見る夢子」的な思考といえばわかりやすいでしょうか。
☑自分を変えたいと言いながら
これまで生きてきた環境を変えたくない(面倒くさいが言い訳)
☑ 高揚感あふれる出来事にやたら憧れるわりに、
物事が動き出すと怖気づいて途中撤回したがる。
☑ プライドが高い。素直になれない。
ご家族・お仕事・恋愛・お金・ご体調など、同情をもらいやすい理由を言い訳にする
☑ いつも逃げるから、真の意味での反省ができない。ほとぼりさめたらまた繰り返す痛い人。
記事冒頭でお伝えした通り、
疑い深いわりに、なぜか「がんばれば、いつのまにか達成できるはず♪」とミラクルが好きな方が多い(世の中はあきらめているけど、自分のことはあきらめていないから)
あと、このタイプ。
自分のお心の弱さを隠すために
「成し遂げてやる!」「勝ち取ってやる!」「やってみせます!」など、やたら強いことばで自分を鼓舞して酔いしれるのも好きだなあ・・・。
そりゃまあ、がんばることは良いけれど、
そんな虫の良いミラクルはありませんよ。
到達するためには手順や方向性を考えないと成功はできません。それ以上に行動力がないと。
このタイプの方は自己肯定感が極度に低いので、ご思考が極端。
叶わない現実に気づくと、今度は一気に絶望感。
「いきなりシャットアウト」が始まり、何もかも放り出してしまう。だからいつも中途半端。
まあ、これは英語学習に限りません。
他の分野においても、いつも成功にたどり着かないご思考をしている方に共通しています。
生涯「人生のキャンセルガール」のままで、本当に良いですか?
人生のキャンセルガールになっている方は、
いつも同じループを繰り返してしまう、そんなご自身に嫌悪感を持っているはず。
本気とは強い気持ちを持つことだけでなくて
これまでの自分の限界を超えること。
「成し遂げてやる!」「勝ち取ってやる!」「やってみせます!」などを言うことで、本気になった気になっているうちは、また同じ結果になるだけ。
キャンセルガールになっている方は
自己肯定感の低さをカバーするために、完璧主義の方が多い。
ご自身が決めた価値観で、身動きがとれなくなっている方が多い。
そんな人にとって「限界を超える」ということは?
たとえば、この完璧主義をゆるめる。
これまで絶対無理だと思っていることは思い込みではないかと思ってみる。そういうことです。
限界を超えるということは、当然ですが摩擦が生じます。
この摩擦がいわゆる「心がざわざわする」状態ですが、すぐにそこで逃げるから(限界を越えられない)いつも成功できない。
ここで「このザワザワ感は宇宙からのお知らせ♪。今すぐやめなさいというサイン♪」なんてスピリチュアル思考を持ち出しているようじゃ、ダメです。
繰り返しますが
本気とは「これまでの自分の限界を超える」こと。
摩擦ゼロの状態で、ご自身の限界を超えることはできないですよ。
「こんな人生、心底嫌だ。本当に変えたい」
そう思えば、ご思考は必ず未来に向かいます。
もし、激しくお気持ちが向かないのであれば・・・
本当は今のままでも良いのでは?
こんなに摩擦起こして、葛藤してがんばるって、本当に必要?
もし「がんばらないと自分の価値がない」と強く思っているのであれば・・・
まずは、これまでのご自身と向き合ったほうが良いです。
それほどの強い罪悪感を抱えているのに
目を背けたまま英語知識をインプットしても、それなりにできるようにはなりますが、また挫折します。
だって、ご自身の根底が変わっていないから。
さてこの教室では、英語学習に対していわゆる「人生のキャンセルガール」だった生徒さんたちが、中学英語やり直し学習を通じて劇的に変化しました。
ある程度の年齢になったら
もう人は変わらないと言いますが、そうとは限らない。
何歳からでも変わることができることを、私は生徒さんたちを見て知っています。
では、なぜ生徒さんたちは変われたのでしょうか?
自分の弱さから逃げないを決める。
授業を通じて、自分が決めた約束を守る習慣から。
いきなり一攫千金を狙わず、まずは小さいことから実行。
自分の力で一つ一つ築き上げていくことで、自信がつきます。
だれかに頼らず、ご自身で身に付けるのです。
そんな生徒さんたちのbefore⇒afterは「受講生の声」のページをどうぞ。
「最初こうだった私がこうなりました。だからあなたもこうなりますよ」がよくわかる内容です。
生徒さんたちの発信メッセージにお心がヒットしたのであれば・・・、次はあなたの番ですよ!