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英文法を基礎からやり直した私が英文法講師になるまでの学習法を大公開

この記事は担当講師である私自身の英語学習の履歴書。これをギュギュギュッと一つの記事に濃縮したものです。

生徒さんたちがもっともご関心をお持ちになるのは、担当講師である私の英語学習の履歴書。「最初こうだった私がこうなった」という「だれがどうなる」ストーリーを知りたいということです。

全部で10,000文字を超える長編。この記事はブログ歴8年の私にとって渾身の記事となりました。持っている力をすべて発揮して書きました。

この記事は、「中学英語のやり直し英文法基礎レベル」で万年挫折の結果、無駄にコンプレックスだけが年齢とともに膨れ上がり、思考の修正が手遅れになりかける手前の大人の学習者さんたちにとって、きっと深くお心のどこかにタッチする内容だと思っています。

英文法を基礎からやり直した私が英文法講師になるまでの学習法を大公開

英文法との出会い

世間ではミレニアムと騒がれていた2000年前後の頃。時代は平成。
当時の私は30歳前半でした。
英文科出身でも外大出身でもなく、海外経験もなく、
英語は私の人生には縁がないものだと思って生きてきた私。

そんな私が当時転職した企業(精密機械メーカー)で、まさかの海外部門に配属。
輸出担当者として未経験の貿易業務をすることになりました。

ですが、現実は甘くない。当時の私の英文法力は中1一学期のis/do/doesのレベル。
基礎レベルにも到底満たない実力。
案の定、英文書が読めない・書けない・話せない・聞き取れない状態からのスタート。

周囲は英語なんてあたりまえにできる同僚たちばかり。
英語でジョークなんてあたりまえのように言い合える、
海外経験豊富な方たちに囲まれた居心地が悪くてたまらない環境。
その組織での私の存在は、
英語が出来なさすぎて存在する価値ナシ。足でまといのお荷物レベルでした。

運悪く国際電話を取ってしまった時、
〝Just a moment, please.”(少々お待ちください)レベルの表現すら知らず、
流暢にまくし立てられる相手の英語に大パニックになってしまい、
無言で電話をガチャ切りしたひどいレベル。

あまりにも悲惨な私の英語力に周囲は絶句…。
この状況を見かねた親切な同僚がサポートをてくれたのに、
教えてもらった英文が理解できずさらに気まずくなる始末…。

当時はGoogle翻訳機能なんていうツールはありません。
自分のチカラで英文を書く時代でしたので、機械に依存できません。
ごまかしは効きません。

たとえば、国際電話で使う表現のMay I have your name, please?
(お名前を伺ってもよろしいですか)という英文を教えてもらっても、
なんでMay I~?なのかわからない。
こんな表現、聞いたことがないんですけど?という状態。

だってMayは「~しても良い」という助動詞でしょう?
私があなたの名前を聞くわけでしょう?
だからこの語順になるんだよ

と英文法力のある同僚たちから教えてもらっても理解できないのです。

1is/do/doesの時点で終わっていた私の英文法力。
主語と動詞以降の英文の語順なんてわかるわけがないのですが、
この情けない経験で「私は英文法が全然理解できていない」ことに、
初めて気づいた瞬間でもありました。

英文法の基礎がわからないと、
いくら英文を丸暗記しても覚えられないことにも、です。

ですが、頭では「英文法を基礎から、そう、中学英語からやり直しする必要がある」
と理解はできても、何から初めて良いのか見当もつきませんでした。

今から20年前のあの当時はこの教室のようなやり直し英文法教室などというものはありませんし、
やり直し英文法基礎教材なんてものも販売されていませんでした。

「英語を習うといえばまずは英会話」という時代。

「は?英文法?」
「英文法なんてものは中学と高校で6年もやってきたんでしょう?」

「やり直し英文法学習なんて自分でできるでしょう?」
という考え方が当たり前だった時代。

なので、当時の私は「英会話スクールへ行って英会話を習えば、
きっと自然と英文法もできるようになるハズ☆」という甘っちょろい思考でした。

この考えは決して間違いではありませんが、
こんな中途半端な意識のまま英会話レッスンを受けていたので、
何年たっても何十万投資しても単語の羅列。
中途半端なモチベーションのままズルズル通っているので、底辺クラスのまま。
やる気は下がるばかり。

せっかく中学英語からの英文法を基礎からやり直しすることがわかっていたのに、
そのスイッチを入れるきっかけがつかめないまま、
わからないまま時だけが流れていきました。

「やり直し英語」「やり直し英文法基礎教室」と入力すると、
次々と欲しい情報がいくらでもヒットする今の時代だったらどれほど苦労しなかったか…
と今つくづく思いますが、今の生徒さんはそれはそれで情報過多で
何をどうして良いのかお困りなのですよね。皮肉なものです。

まあ、それはさておき。

このモヤモヤ状態からの数年後、いくつもの小さなきっかけが重なった結果、
ようやく「中学英語から英文法基礎をやり直ししよう!」
というスイッチが入ります。

英語初心者の方でも堂々とはじめられる

 

なぜ英文法を基礎からやり直しすることを決めたのか

職場では「英語なんて、ガッツがあればハートで通じる!どうにかなる!」
と英文法なんて勉強しなくてもと息巻いていても、
主語と動詞以降の語順がわからない私の英文はめちゃくちゃ。
その上、時制(いつの話をしているのか)がめちゃくちゃ。

輸出担当者にとって重要なのは、納期(出荷)連絡と在庫連絡。
そこで時制がめちゃくちゃな英文を書くと、業務上大問題になります。

当時の私は英文法基礎レベルで破綻していたので、
いつの話をしているのか誤解をされることが多く、
海外のクライアントや同僚に迷惑をかける毎日でした。

それでも甘っちょろい感覚とはいえ英会話スクールにはとりあえず通っていたので、
単語の羅列レベルの英会話はできていましたが、
英文法の基礎力がないためスタミナ不足の軸のない英語力。
海外のクライアントに無茶な要求をされたときに勢いでNO!とは言えても、
その先の理由が言えない。そこで撃沈。

「どうせYESとか言えない、すぐに言いなりになる日本人」
として見られてしまう自分が嫌でした。

あとは、英語(英文法)ができる同僚たちに対して
無意識に卑屈になってビクビクオドオドしてしまうことも…。

英語ができる日本人のみなさんは、
物言いがはっきりしていて自立心に富んだ方が多い(←要はキツイ性格ともいえる)。

ですが、そのお強さは努力をしてそれだけのご実力を身につけてきたゆえ。

当時の私はそんなこともわからず、彼らの表面的なところを見て
「ちょっと学歴高くて英文法も英会話もできるからって偉そうに。嫌な奴だ」
と思ってしまう情けなさ。

「だって、私はもともと英語なんてできないのに。
英文科でもないし外大もでていないし、
そもそも留学もしていないから。

自分からは希望していないのに、
会社に勝手に海外担当者にさせられた」

という勝手な言い訳ばかり。

自信に満ち溢れている彼らに怯えてオドオドビクビクしているわりに、
自分からは大した努力はしない。ごまかして逃げている。

この教室にお越しになる生徒さんたちの多くの方もそうですが、当時の私も同じ。
永遠に挫折を繰り返す典型的な大人のダメダメ英語学習者の思考をしていました。

うちの生徒さんたちの多くもそうですが、
ほとんどの方はご自身の人生に不満があって行動をし始めても、ちょっと壁にぶつかったり、
または夢が叶う可能性が見えるとそこで怖気づいて、勝手にシャットアウト。

だれかや何かのせいにして、やりたいことを撤回することが「人生の習慣的動作」になっている。
いつも新しい世界への扉を突然シャットアウトするのが得意な「人生のキャンセルガール♪」化する。

「だって私には背負っているものって色々あるんだから」
「結果がすべてじゃないから」
「こうやって夢を見ることに意味があるんだから」と、
だれにも聞かれてもいないのに一方的にベラベラしゃべり、自己完結。

そしてますます手の付けられない「夢見る夢子オバサン」へ。
毎日の日課は過去の武勇伝と愚痴話。
ますます面倒くさい人になる・・・。

ですが、私はそうではありませんでした。

私は本当に英語はできませんでした。
ですが、これが万年挫折を繰り返している基礎レベルの方と私の決定的な違い。
今思えば、これが成功の分岐点と明確に言い切れます。

とはいえ、私はこれまでのすべてを捨ててでも人生を変えたくてたまらないのに、
どうやったら変われるのかの最初のきっかけがつかめない状態をもがいていました。

そんな毎日をグダグダ繰り返していましたが、
その後、意外な形でこの私に英文法基礎をやり直しへのスイッチを入れる出来事が起きました。

ある日の英会話レッスンの話。担当になったネイティブ講師に
「積極的なのはOKだけど、
君はもっと英文法の基礎から勉強すべきだ」
と言われて…仰天。

下手さを恐れずによくしゃべる生徒だったゆえ、
人一倍英文法のひどさが目立ったのでしょうが、
それにしてもネイティブ講師に言われるとは相当ひどい(笑)。

このことばが、私を動かす最初の一歩となりました。

まさかこんな出来事で…
と思いますが、人生とは案外そんなものかも。

実は当時の私は、30代女子特有のクライシス(危機)で
「私の人生、このままではどん詰まり…。マズイ。どうにかしたい」という、
周囲と比較しては焦りと不安と妬みがこれでもか的に渦巻いていた時期。

そこで出た結論は、

  • 「英語力を身につけて、何歳になってもどこの会社でも採用してもらえる実力をつけよう!」
  • 「英会話も大事だけど、私には英文法を中学英語の基礎からやり直ししよう。
    そうすれば英会話も一気に上手くなるはず」
  • 「そうだ、英会話も英文法も両方ともできるようになろう!」
  • 「せっかく英文法を基礎から学ぶのだから、英語の資格を取ってみよう!」
  • 「私の場合は英検ではなくて、
    TOEIC®対策?資格対策すれば同時に英文法力も一気に上がるので一石二鳥!」

英文法を身につければ、これですべてが一発逆転。
「これで長年の劣等感を一掃♪人生は明るい!」と本気で思っていたあたりが幼稚。
ですが、英語学習に対する本質はおおむね理解しており、
そして到達ゴール自体も間違っていないのが幸いでした。

かなり大回りを繰り返してきましたが、
その後のTOEIC®対策学習を通じて、
ようやくやっと「中学英語から英文法をやり直し」することになります。

 

中学英語から英文法の基礎をやり直し

今から20年前は、英文法を学ぶならばTOEIC®か英検対策しかなかった時代。
「英文法やり直し教室・スクール」はどこにもありませんでした。

「私の仕事に直結するのはTOEIC®だ」と思って、
当時通っていた英会話スクールのTOEIC®600対策クラスを迷わず申し込みました。

当時の私のTOEIC®スコアはトータル475点。
うち、リーディングスコアはかろうじて全受験者平均レベルの200点台は一応あったものの、
いかんせん英文法力は中1のis/do/doesレベルよりちょっとマシなレベル。
ですので、この実力で全受験者平均点のTOEIC®600点突破クラスに入る時点で無謀。
案の定、英文法がまったくわからず授業についていくことができませんでした。

クラスでダントツビリ状態からのスタート。

英文法用語が宇宙語にしか聞こえない。
目的語とか、名詞節とか、形容詞節とか、
動名詞とか、関係代名詞とか言われても、何のことかわからない。

せっかく問題を解いても、文法がわからないため、
スライムを握っている感じで達成感がない。
解答の根拠がわからず、困り果てました。

英文法だけではありません。英文の読解問題もまともに読めない状態。

多くの生徒さんは馬鹿にされては困ると
わかったふりをして逃げておしまいでしょうが、
人生変えると決めた私はそうはしませんでした。
人より優っているのは、根拠はないけどとりあえずガッツのみ。

迷わずこのクラスを担当している先生に相談したことが、
この先の私につながる道となりました。

先生からは
「とにかく英文法を基礎からやり直ししよう。
TOEIC®対策と並行して、中1からの問題集を解いてみて。
どこで行きづまるかよく見て。
そこを補強すれば次々とわかるようになる」

今のように「やり直し英語・英文法」なんて学習法がなかった時代の話ですが、
このアドバイスはとても納得。
そのことばを信じて、さっそく高校受験対策用の問題集を購入。

中1からの高校受験対策用の問題集を
自学習時間にせっせと解き始めました。

今のような大人向けの中学英語からの英文法やり直し教材ではありません。中
学英語のやり直しは中学生が実際に学んでいる教材を使うのが一番効率的です。

出版社は「文英堂」などの高校受験用の問題集を解きました。

とりあえず中1から中3まで通過することに意味があると考えた私は、
基礎レベルの薄い参考書を買って直接書き込みしながら学習開始。

当初はまあまあ順調だったのですが、
2の真ん中あたりの不定詞(to 原形)のところで、
いきなり解けなくなったことを覚えています。
そこからは何を解いてもわからない。
これが私の行き詰まりを発見。
英語は積み上げの教科なので、つまづいたところから
テコ入れすれば良いことにも気づきましたので、うれしかったですね。

やり直し英文法学習は一度学んだことを思い出す学習なので、
苦手なところを補強すると、その先がどんどんわかるようになる。
パーッと視界が開ける爽快感を得られます。とにかく楽しい。

中学英語から英文法の基礎をやり直ししたことで、
当初願っていたTOEIC®対策への相乗効果を発揮しました。

それから3か月後のTOEICで、
スコアは一気に「235点」アップ。

まさかの700点台超えを突破。

「中学英文法の基礎が整うと、すべての歯車は順調に回る。
英語はできるようになる!」

英語初心者の方であればだれでも憧れるであろう、
このサクセスロードを一気に駆け上がり、
絶対に届かないと思っていた中級者レベルへ。

中学英語からの英文法を基礎からやり直しすることは、
本当に自信を持っておすすめできますね。

私が英文法講師になるまでの学習法

実際に通った英語スクール⇒ECC外語学院に約6年

会社員時代は、《英会話》と《TOEIC®対策》クラスを同時進行。

この時代に投資した授業料はざくっと80万ぐらい。
高い?かもしれませんが、
これがきっかけでこの先の人生を変えることができたわけですから、
そんなに高くはないと思います。

今の時代ならもっと安価なところを探せると思いますが、
安いということは人件費をカットしているので、
挫折を繰り返している基礎レベルの初心者の方にとって
いちばん必要な生徒ケアを得ることはできません。

大手の良さはまず講師陣のクオリティの高さ。
とくに日本人英語講師陣のレベルの高さは本当にすばらしいです。
あとは選択できる講座数の多さ。
そして、出会える人も多いので刺激をもらえること。
ただし、自分から行動を起こす方でないと、
その他おおぜいの一人になってしまい、相手にはしてもらえません。

今はだいぶお手ごろになったとはいえ、
それでも大手さんとなるとなかなかの投資額になります。
とはいえ、ある程度の英語中級レベルになるまでは安易に安いところを選ばず、
きちんとした指導体制のところで受講すると成功します。

英会話クラス

平日夜 or 週末を利用して通学。
一番下の初心者超基礎レベルから一番上のクラスまで。
このあとご紹介するECC全日制専科に在籍するまでの間、4年ぐらい受講しました。

英会話は、2種類のクラスを受講しました。

①外国人講師のクラス
(レベル別・好きなときに受講できるチケット制のフリータイムレッスン)

一回40分を週2~3回・受講期間はエンドレス

②日本人講師によるクラス
(レベル別・担任制・文法解説や進路指導などのカウンセリングあり)

一回80分を週1回・受講期間1年を更新

外国人講師のクラスと日本人講師のクラスを2つ受講。
ネイティブ講師からは英語らしい自然な表現力を自由に学び、
日本人講師には、英文法解説や英語学習へのマインドを徹底的に叩き込まれました。

成功ポイントは、外国人講師と日本人講師の
良いところを活かして常にW受講したこと。

あとはお金を出す以上、担当講師を選ぶ選球眼をつけたこと。

その校舎でいちばん厳しいけど結果を出す、日本人講師の先生たちを志願して受講しました。
結果としてムダがなく最短で実力が上がりました。

TOEIC®対策クラス

開始時点のTOEICスコアは475点。
600点対策クラス(半年)」を受講。

次の半年は「700点突破クラス(半年)」。
非常に厳しい担当講師のもとで徹底的に鍛えられました。
(授業の復習をしないと次週以降の未来はないほど)

毎回の復習テストの達成度にこだわったことが、成功のもっとも近道。
前週内容の英単語・英熟語などを合格点出るために取り組んだら、
市販の単語本を買う必要なく、スコア900点まで達成しました。

全日制英会話専科クラス

日本にいながら年間700時間以上の英語漬けの環境へ!
安定した会社をやめて、ここに2年通いました。

専科での一年間の授業料は当時100万円弱。
今はもうちょっと高くなっているようです。
専科での私は上位クラスだったので、最初の一年は強烈に課題が多く、
とてもアルバイトをしながら通えるような状態ではありませんでした。
(ちなみに現在の専科は、学業に専念してもらうことが理由で在学中のアルバイトは禁止です)

ECC全日制英会話専科を選んだ理由

もともと中1 do/doesレベルもできなかった私。

いくらがんばったところで、平日正社員として
残業バリバリの環境で働きながらの通学の学習では、英会話上級者になれても
オールイングリッシュの英語講師採用試験に通る実力には到底たどり着くことは不可能でした。

この時点ですでにTOEIC®スコアは850点前後はあったので、
受験資格はありました。ですが、問題は面接時での英会話力。
英文法講師であっても採用試験はすべて英語で行われる上、
受験者のほとんどは帰国子女などのバイリンガルスピーカー。

当時の私は英会話クラスの上級レベルだったとはいえ、所詮は生徒レベル。
とにかく採用試験に合格できる英会話力が必要。

アメリカ or カナダの大学に留学するか散々迷った結果、
ECC外語学院全日制専科の日本人の講師陣のクオリティの高さに惹かれて、
ECC全日制専科へ飛び込みます。
(この当時のグルグルモヤモヤ期間の話は追々どこかで)

全日制なので、会社を辞めないといけません。
相当な覚悟を背負いました。

2年間どっぷり英語漬けの生活へ。
日本にいながら終日オールイングリッシュの環境、
強烈なほどの課題漬けの環境だったので、
日本にいながら留学している環境で
英語4技能「読む・書く・聞く・話す」が鍛えられて
講師採用試験を受けるまでの実力が身につけました。

卒業後は、ECC外語学院の採用試験に合格。
英文法講師としてスタートしました。

なお、ECCでのスタートは「京都・桂校」から。
その後「京都・四条校(京都でいちばん大きい)」へ。
最終的に「大阪・梅田校(関西でいちばん大きい)」へと
わらしべ長者のような感じで大きなところへ移籍を繰り返しました。

駅前の小さい校舎から関西NO.1のもっとも大きな校舎へ転籍したのは、
実力が上がったことで私が受講できるクラスがもうそこに行くしかないという理由ではありましたが、
いやいや、そんな消極的な理由だけではありません。

私がもっとも重要視していたのは、人が多く集まる環境での、さらなる人との出会い。

語学はコミュニケーションツール。
慣れきった狭い世界に居るのではなく、世界へ一歩踏み出す勇気を持った人が成功します。
この転籍は私にとって成功への大きなはずみになりました。

実際に効果があった自学習方法

ECC外語学院全日制専科での英会話・英文法クラスで出される課題のクオリティが高かったので、
それだけで実力はついていました。

ですが、言われたことだけやっているようじゃ、英語上級者と自負する資格なんてありません。
プラスアルファとしての自学習はして当然。

今回ご紹介するのは英文法の学習メインですが、
結果として英会話にも効果を発揮するものを選んでいたことが成功の秘訣です。
英文法だけ、英会話だけという発想でやるのではなく、この2つは常に連動していることを念頭に。

「英文法基礎がわからない!」

すでに記事内でご紹介しているとおり、中学英語のやり直しをすること。
高校受験用の問題集を選んで、基礎レベルから解く。
標準レベルの7割わかればOKです。
英語は反復の教科です。やたら時間をかけすぎず、高速で何周も解くこと。

受験問題集のおすすめ出版社は「文英堂」です。

なお、最近流行りの大人向けの中学英語やり直し英語本は
「生きた英会話表現」をやたら意識した例文だったり、
短調な機械的な反復ドリルだったりするものが多く、使いづらい。
本当の意味での超初心者には向いていないものが多いです。

アマゾンのレビューは鵜呑みにしないこと。
自信をなくす結果につながるので、避けたほうが良いです。
そういう本は後でやれば良いのです。
最初は実際の中学生が解いている高校受験用のものを選んでください。

「英文が覚えられない、頭に染み付かない」

瞬間英作文の音読筆写。
要は「写経」です。
英文を書き出すことで文構造がわかり、声に出すことで脳を刺激する。
手順と効果は別途ご紹介します。

「気に入った海外ドラマなどのセリフを真似る」

登場人物になりきって声に出す。リズム感が上がる。
私は全日制専科の授業課題でこれがあったので、ストレス解消に取り組んでいました。

その他(まさかの意外な学習法)

正攻法で英語の勉強ばかりしても、マンネリになります。
ですので、こういう違う方向からのアプローチは脳の刺激になります。

「クラシック音楽を聞く」

「英語は音楽だ」という観点で学び、脳を刺激しまくれということです。

音の感覚を鍛えると、英文を口に出したときのリズム感がアップします。
このリズム感が上がると、英文が脳に浸透するので読むのも書くのも一気にスムーズになります。

英語はピッチ(抑揚)があります。
私はここに注目して、あえて音階幅が広い曲を好んで聞いていました。
バイオリンならバッハ、ピアノならショパン。
クラシックからは離れますが、日本人なら葉加瀬太郎。

美しいクラシック音楽を聴くことはなんといっても心の平安になり、
ストレス解消にもなりますから、英語学習で疲れた脳におすすめ。

「洋楽を数曲マスターする」

英文をリズムに乗せて声を出すことで脳を刺激しまくれ。
歌詞を暗記するレベルまで。
言うまでもありませんが、歌ってみたい好きな曲を選ぶこと!

これを続けると、英文法の基本例文の暗記だけでなく、英会話も、
そしてTOEIC®テストのリスニングスコアが良いので、試験前には絶対オススメ。

基礎レベルの方であれば、Top of the World(カーペンターズ)とかが良いでしょうね。
最近は映画ボヘミアンラプソディの影響でQUEENなども良いでしょうが、ちょっと難易度高いかも。

そして、この方法もありますよ。

「学んだ知識を発揮して、実際の中学生たちに英文法を教えてみる」

英文法アウトプットの経験を持つこと。これは指導者にならなくてもも価値アリ。

全日制専科の2年目からは学習塾の非常勤講師としてデビュー。
集団指導塾でした。1年後の英文法講師採用試験までの間、
毎週毎週、実際の中学生を相手に授業を担当。

英文法知識はあっても、
中1のis/do/doesを実際の中学生にわかるように教えることができず、
中学生たちから総スカン。最初は激しいクレームの嵐。

ですが、この強烈な経験がきっかけで、
インプットだけで頭でっかちになっていた英文法知識を一からやり直し、指導スキルを上げたことで
どの角度からアプローチされてもゆるぎない英文法力を身につけました。

知識のインプットだけでは、やはり本当に理解したとは言えません。
ですので、実際に教える場を自分から作ることは非常に効果あり。
私は集団指導塾でしたが、今の時代は高校受験のための個別指導塾はいたるところにあります。

今は「副業=複業=福業」の時代になりました。
ある程度のご年齢のいかれた社会人の方であっても採用してもらえるチャンスがあります。

大卒がベストですが、個別指導塾の場合は
高卒・短大卒であっても採用されるチャンスは十分にあります。
目安として公立高校の入試問題(大阪府なら後期の簡単なほうの問題)がおおむね解ければ、
採用可能なところが多いです。

英文法基礎からやり直した結果

  • TOEIC®スコアが劇的アップしました(2年以内に475⇒900超を達成)
  • 英語で英文メールを読んだり書くときは、
    日本語の文章感覚で頭に浮かんだことをそのままスラスラ読み書きできるようになりました。
  • 英語ができる同僚のサポートなしで、
    身につけた英文法力で海外のクライアントと直接交渉できるようになりました。
  • 「あなたの英文は正確でとても読みやすいから、信頼できる」と
    職場で評価されることがあたりまえになりました。
  • 英文法基礎からやり直ししたことで、同時に英会話力も大幅に上がり、
    大手英会話スクールの講師採用試験に合格できる実力まで到達しました。

それだけではありません!

「英語は学ぶ側から、教える側の立場へ」変化しました。
人生は何歳からでも変えられるという達成感を得ました。

この教室コンセプトの、English can change your life.を
この私自身が実現しました。

  • 自分のこの経験をかつての私のような英語学習者さんたちに伝えることができるのではないか、
    と思い始めました。
  • 自分のこの経験を活かして、大人対象の英文法講師になろうと思いました。
  • 転職はもう難しいと言われる世代からでも、堂々と会社を辞める勇気が出ました。
  • 自分にとってもっとも苦手だった英文法を教えることが天職になりました。
  • 「自分は欠陥商品だ(=無価値だ)」と思って
    強いコンプレックスを感じながら生きていた私でしたが、
    英語ができるようになったことで「こんな私にもやればできる」という大きな自信がつきました。
  • 本気とは単に強い気持ちを持つことではなくて、「自分の限界を超える」こと。
    限界を超えることを続けたら、人生は何歳からでも、どんな状況でも一発逆転できる。
    過去を上書き更新できることがわかり、自分のことが好きになりました。

英文法を基礎からやり直したことを転機に、英文法講師の道へ

いかがでしたでしょうか。
全部で10, 000文字を超えるこの記事、最後までごらんいただきありがとうございました。

冷静に考えたら、この程度のことは世間ではよくある話かもしれません。

人よりちょっと本気で中学英語の英文法を基礎からやり直ししたことがきっかけで、
英文法講師になっただけの話にすぎません。

 ですが、私は、

「英文法を基礎からやり直したことを転機にどんどん道が開けていき、
もう良い歳になってからまさかの英文法講師として収入を得る道にたどりついた」ことで、
人生は何歳からでも、どんな状況でも一発逆転できることがわかりました。

過去なんていつでも上書き更新できることを経験しました。

「英文法を基礎からやり直したことを転機に、
英文法講師になる道にたどりついた」ことは、

私にとっては人生後半戦を堂々と生きる財産となりました。

室井玲子

プライドばかりが高く、ネガティブで強烈に自意識過剰だったかつての私。
そんな私の人生の価値観を大きく上書きできる人生の中で最高の経験の一つになりました。