あなたは不幸でかわいそうな人じゃないから

※この夏に書いた記事を再アップします。
大人の生徒さん向け記事ですが、大人の生徒ケアに悩んでいる先生向けの記事としてもぜひ。

 

この教室は
大人を対象としたやり直し英文法講座を開講しています。

対象層は超基礎レベルからということもあり
英語に苦手意識のある方が多くお越しになるのが特徴です。

 

今日は
私が実際の生徒さんを教えて思う
万年英語基礎レベルの方に多いと思われるご思考について書きます。

 

それは何かと言いますと・・・

「英語ができないと強烈に自覚している人」

イコール

「語学コンプレックスやトラウマに支配された結果、こじらせて身動きとれなくなっている人」

 

たかが英語ができなくたって、人間としてダメってことはないはず。

なんで英語ができないことで
こんなに卑屈でこじらせた人がこんなにいるのだろう？

大人向けに指導して9年目になりますが、
頭では理解していても、正直心は疑問のまま。

これが私の正直な思いです。

 

 

この教室は
語学学習に成功するために必要なメンタル面の指導までしています。

生徒さんお一人お一人に
親身に向き合う指導をしているので、それが理由なのでしょうが、

 

それにしても
トラウマとかコンプレックスと
安易におっしゃる方は多いものだなあと。

 

「英語ができない私には強い学歴コンプレックスがあります。だから本気で英語を学びたいんです」

この教室を選ぶご理由としてそうおっしゃる方、多いです。

「あの・・・。学歴がほしいなら、大学は今からでも行けますが？」

私がそう言うと、「え？そこまでは別に・・・」ときょとんとする方が多い。

本当に学歴コンプレックスでどうにかしたいなら、
中学英語のやり直し英語なんかでお茶を濁さずに、本気で大学を探しますよ？

 

コンプレックスとかトラウマということばを安易に使いすぎ。

 

まあ生徒さんというものは
そういうものだろうかと思ったこともありましたが、

大人の生徒さんを教えて9年、正直私はずっとモヤモヤしていました。

理由？

講師である私自身も
超基礎レベルからの英語学習をして
人生大逆転して現在に至ります。

英語は超絶できませんでした。

だけど、語学学習の場で
ことあるごとに

コンプレックスとかトラウマを武器にしては
現実逃避ばかりしている、こじらせ女ではなかったからです。

 

 

かつての私は中1レベルの英語の時点で
ロクにわからなかった、超基礎レベルの英語学習者でした。

当時（30代前半）は
自己肯定感も低かったので
ちょっとしたことでカッとしたり、落ち込むことも多かったです。

 

だけど、ここは絶対に違うと言い切れることがあります。

 

英語学習の場で
指導を受ける場で

語学コンプレックスやトラウマとか
私の人生、かわいそうとか上手くいってないことを武器にしては

わかってわかって♪私に気づいて♪
わかってわかって♪こんな私をもっと見て♪

まるで軽快なステップを踏んでいるかのように
こんな形の自己表現を巻きちらすことはありませんでした。

私、結果出したかったから。
英語ができるようになって、少しでも人生を良く変えたかったから。

だからこんな滑稽なことをしていても
英語力は身につかないとわかっていたのでしょうね。

口ばっかり言ってないで、上達するための行動ありきでしょうと。

だからこの教室で初めて
このタイプの生徒さんたちを見たときは、仰天しました。

 

コンプレックスとか
トラウマを武器にする方ほど、
我の強い方が多く、素直さが足りない。感謝しない。

これでは成功は遠いでしょう。

しかしまあ、それだけ自己主張できるなら

そのエネルギーを素直に
英語学習にぶつけたら良いのになと思いませんか？

 

 

生徒時代の私は
それなりの孤独感を抱えていた（と思う）し、
自分はかわいそうな人生だと思っていたので、

ご指導いただいた先生たちに
「自分のことを見てもらいたい。ほめてもらいたい」と期待した部分はありました。

若かったから(・∀・)。

いや、だけど・・・私は違いました。
実力はありませんでしたが、ハートは負けていなかった。

語学に限らずですが、
成功できない方との違いはこれ。

 

英語ができるようになったら、
私はこの先何ができるか？

どうやったら最短で合理的で効率よく無駄なく、英語力がつくか。

できたらいいな♪そこに強くフォーカスを当てて
英語中上級者になれるよう、つき進んでいました。

がんばっている自分に酔いしれるのは好きな私でしたが、

たとえ小さいレベルであっても、
結果出すことまで、実行していました。

自己肯定感は低かったけど、
だからこそ、自分がきめた約束は守りました。

何か違うと気づいて
当初の目標を転換する（途中でやめる）こともありましたが、

きちんと筋を通して「失礼させてもらいます」と言える勇気がある人間でした。

みなさん、これできていますか？
成功したいならこれ、大事です。

 

 

もし、ご自身が
ご自身が描きたい未来を自由に手に入れたい。

そうであれば伝えたいことがあります。

無意識のうちに言い訳にしている

語学コンプレックスとかトラウマとか
英語なんて嫌いだとか
私は可哀そうな人だとか

そんなグチグチをやめる。手放すと決めること。

成功できない人は決断力のない人。
「そのうちいつか」のタイミングを無駄に待っている人。

決めないままでは、
成功のスタートラインには立てません。

それを決めるのはご自身だと思います。

 

 

語学コンプレックスとか
トラウマとかいったエンドレスなグチグチは卒業して、

カラッと明るくエキサイティングな方、
そう生きたいと決めた方。

未来の生徒様としてお待ちしております。
成功へのバックアップを全力でさせていただきますよ！

ぜひ次回の学びなおし英語講座でお会いしたく思います。

 

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