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苦手なタイプの生徒さんにいつも出会う時は(大人の生徒指導に悩む先生へ)

※大人の生徒指導に悩む先生向け記事ですが、生徒さんたちもどうぞごらんください。

 

指導歴17年目の私。
生徒さんとの向き合い方はそりゃもう、悩んできました。

英語指導より悩んできましたね(・∀・)。

 

人それぞれ個性はあるとはわかっていても・・・

苦手なタイプ
1ミリも理解できないタイプ

勤め人の先生、教室を持っている先生であれば、必ず出会うこの問題。

画面の向こう側で先生方、激しく同意してくださっているでしょう。

どの先生方にとっても悩ましい問題。
実際に悩んでいる先生方は多いのですが、それをこのような形で口に出すのは許されないムードがありますから。

ということで、本題いきますね。

 

正直苦手なタイプ、教えたくない大人の生徒さんと出会ったときは?

一度だけではなく、いつも似たような生徒さんに悩む場合は?(ここが重要ポイント)

もちろん「先生ご自身の身の危険が及ばないレベルの場合」という前提で話をしますね。

苦手なタイプ、教えたくない生徒だと思った生徒さんは、先生ご自身の人生の克服課題ではないかと思います。

こういう方たちを通じて、何か学ぶことがあるのではってこと。

 

は?そんなこと聴いてない?
ちょっと理解できない?

私も当初、そうでしたから。

 

ですが私はこれに気づいたときから、自分自身を責めることがなくなりました。

生徒さんに振り回されてヘトヘトになることが減りました。

 

 

先生方が波長の合わない生徒さんにストレスを感じるであろう、2つの例を。

①先生ご自身はものおじしないタイプだが・・・

やってくる生徒は真逆。優柔不断で頑固なので行動しない。何を考えているのかわからず、イライラ度半端ない。

②先生は時間も約束もきちんと守る。

だけど生徒さんたちはそれができない。ナアナアでルーズな人たちに振り回されて、「利用されている感」膨れ上がり疲弊してしまう。

 

私の場合は

①(優柔不断で頑固で行動しない)
②(約束ごとにナアナア・ルーズ)

行動しない人(優柔不断で頑固だから)の気持ちがわからない。約束守ることが当たり前の人間は、こういうナアナアでルーズな人間が嫌い。

この私は真逆のタイプ。
だから無意識のうちに、こういう生徒さんたちに支配されてしまうのだと思います。

だけどこう思うことで、克服しました。

もちろん最初は強い罪悪感がありました。

非常に勇気がいりました。
でもこう思うようになってから罪悪感を手放せるようになり、私自身の意識が変わりました。

以下、ご参考になれば幸いです。

 

 

①の場合なら?
(生徒が優柔不断で頑固で行動せず、何考えているのかわからずイライラ)

「人が決めるタイミングはそれぞれだ」
「こうなってほしいという望みを押し付けすぎない」

人は私と同じではない。
これをこういった生徒さんたちから学ぶこと。

そこで終わってはダメ。
そのうえで先生ご自身の許容範囲の線引きを明確にすること。

ここまでは受け入れるけど
ここからはダメという線引き(断る勇気)


これが崩れると先生の指導は崩壊するので、必ずね。

線引きはこんな感じ↓

ご受講の意思があるのかないのか、
いつもの癖なのか、わざと先延ばしにする生徒さん(運を逃す典型的なタイプ)

➾やるという返事が明確になければ、意思はないと判断するよと決める
➾日付を決めてその日までに返事がなければ、ないものとみなすと告げる

その生徒さんのご気質を受け入れた以上
先生は必要以上に犠牲者にならなくて良いのです。

くれぐれも生徒の優柔不断で頑固なペースに飲み込まれないように。

②の場合なら?

最初に生徒さんにルールを伝えていますか?

先生側が負けてしまっていることが多い。

「もう大人なんだから言わなくても」と遠慮がちに言っているなら、それは通じていませんよ。

約束事が守れないのは子どもの頃からの悪習慣ですので、相当手ごわいです。それができない生徒さんが目の前にいるのだから、まずそう思うのをやめることから。

約束事はきちんと書面化していますか?

この教室ではご受講開始前にお金のお支払も含む約束事に関しての同意書を作り、ご署名いただいてからご受講していただきます。

そんなことしたら、生徒さんに嫌がられる?

確かにそうかもしれません。
こういうのを出すと怖気づいて逃げ出す方いますね。

でも、そういう人続かないですよ。
問題行動起こしますよ。

先生のお気持ちなんて理解していませんし、する気もないですよ、このタイプ。

だから先生、いつもしんどいんじゃないの?

 

「でもこんな私を選んでくれたんだから・・・」

そう思ってしまい、生徒さんに合わせてしまう先生が多い。

自己犠牲して生徒さんに親身になることで、ご自身の価値を見出している方がほとんどのはずです。

だから教える仕事ができるのですよね?

でもね、先生のその自己犠牲。
本当にその生徒さんのためになっているのかなって、一歩引いてみて。

先生ご自身の、自己肯定感を埋めるために生徒ケアに親身になっていないかってことに。

 

最後に先生、このような揺り戻しに負けないで↓

「生徒ケア、そんなことも自分で解決できないの?」

「うちの生徒さんはみんな良い人ばっかりだから、私はそんなこと悩んだことがない」

「こういう生徒が来るのは、あなたがそんな態度だから。引き寄せているってこと」

 

これは過去の私が生徒指導に悩んでいたときに同僚の先生方に相談した時に、周囲に言われたことばです。


「あなたが引き寄せているんじゃないの?」

私はまあまあスピリチュアルなこと好きですが、「引き寄せ」ってことばを安易に使うのは嫌いです。

確かに自ら周波数は合わせていましたね。
自分から突進していたのが正解。だから引き寄せてない。

残念ながらこういうことばを無責任に言う先生方もいますが、そこに周波数を合わせる必要はない。

いや、合わせないこと。
先生、自分をしっかり持とう!