私の使命って何だろう？この教室9年目の春を迎えて改めて考えてみた

今日の話は雑談でもあるけど、やはり未来の生徒さんに向けて書きました。

 

「私の使命って何だろう？」
今年に入った頃から、それを考えることが多くなりました。

こういうことを改めて考えるのは、コロナによる時代の変化の影響が大きいのかなと。

 

私が英語基礎レベルの大人の生徒さんに
「中学英語を基礎からやり直しする英文法教室」を開講して、気が付けばこの春で9年目。

教えている内容は同じですが
募集や講座スタイルは初期の頃、中期の頃、そして現在までの間に大きく変化しました。

変化を繰り返すことで
教室コンセプト（つまりこれが私の使命でもある）がより明確に言えるようになりました。

 

 

この2つですね。

💡「私は英語を学んでいる」
自分は英語学習者だと堂々と名乗れる、英語学習者さんを育てたい。

💡挫折を繰り返してきた大人の基礎レベルの方を
今度こそ英語学習者のスタートラインに立てるまでを指導する。

そうなるとやはり
教室の対象層は引き続き「やり直し英文法」

それも中学英語レベル、基礎レベルの英語学習者さんが対象となります。

 

「最初こうだった私が3ヶ月でこうなりました。さあ、次はあなたの番ですよ！」

生徒さんたちがそう言って、次の生徒さんにバトンを渡していく。
この教室はそんな場所です。

 

 

 

とまあ、さらっと書いていますが。

実は挫折を繰り返してきた
万年基礎基礎レベルの大人の生徒さんが
今度こそスタートラインに立てるまでを指導するのは、全国的に見ても珍しい。

すでに英語学習者のスタートラインに立っている生徒さんを教える講師のほうが、圧倒的に多いですからね。

 

その理由は・・・。
基礎レベルの大人の英語学習者さんを教えるのは大変なのです。

くれぐれもお間違えいただきたくないのですが

指導が大変なのは
英語力の低さではありません。
学習者さんご自身のご思考の部分です。

ご性格はそれぞれですが、共通しているのは「こじらせすぎた方」が多い。

成功体験が乏しいことで
挫折感を抱えて生きているゆえ、やる前から自分であれこれ勝手に決めすぎ。

結局行動しない。
これじゃ、上手くいくわけがありません。

「わざわざ学びに来ているのに、どうして人の話を素直に聞けず、ガチガチの鎧で武装したがるんだろう？」

一番の問題はご本人にその自覚がない。
9年間、毎回募集していても、実際に教えてもそう思います。

 

 

だけど・・・ね。

このようなご思考ガッチガチに凝り固まっていて
生きづらさを抱えていた（本人その自覚なくても）生徒さんたちが、本気出せば変わるのです。

自分で気が付いた生徒さんは自分でガッチガチの鎧を取っ払うのです。

まさかのまさかですよ。
まさかが起きるのです！

一度お心を開いた生徒さんは、英語知識の吸収がめちゃくちゃ早くなる。

たとえ開始時点is/do/doesレベルでも全く関係ない。

英語学習者へのドアを開けて
スタートラインに立ち、私のもとを去っていく。それもわずか3ヶ月で。

 

やり直し英文法はご自身の過去に戻る学習。
（無意識のうちに）封印していた過去を取り戻すことで、未来へ向かう自分に自信がつくのです。

ただし、やれば良いってものじゃない。
この教室のように引き締まった環境でガツっと期間限定でやるからできるのですよ。

 

 

繰り返しになりますが、
挫折を繰り返してきた大人の基礎レベルの生徒さんを指導するのは大変です。

だけど私は、
生徒さんたちの変化をたくさん見てきたことが、大きな生きがいになっています。

そして、この先もそういう生徒さんとご縁があることに生きがいを感じるようです。

間違いなくね(・∀・)。

 

 

私は英語講師になって、この春で16年目。
この教室でこのような大人の生徒さんを生徒指導して、9年目。

「挫折しない思考作りの指導？そんなことは講師ならだれでもできるだろう」

長い間、実はそう思っていました。
実際にやりながらそう思っていました。

いや、どうもそうではない？とようやく気づいた私（遅いか）

 

昨年からのコロナ禍を機に、時代の変化は激しくなりました。

英語教育業界においてもそう。
数年前の価値観が時代遅れになっているのも現実。

この教室もやり直し英文法講座も
昨年から何度も仕切りなおしをしていて、また新たに必要な時期に来ています。

まあ、そんなきれいなことばはさておき。

計画しても計画しても頓挫する。
何度コロナ禍を恨んだことか(・∀・)。

まあこれも何か意味があるようで。

それでも私の使命は変わらないということに、気が付きました。
いや、正確にはやっと自覚しました。

 

「変わってる。自分の理想にこだわりすぎ」
「もっと普通のことしたらいいのに（万人受けせよという意味？）」

自分のやり方で行くと思っていても

周囲にそう言われると
私が無意識にそのことばに周波数を合わせてしまっていたのでしょうね。

身動きがとれなくなったこともありました。

 

まあ、そんなこんなと色々ありましたが、私はこれで生きていくと。

そうストンと落とし込めた教室9年目の春。
ということで、私は今後もそのスタンスで生徒募集をして、生徒指導をします。

 

💡最後に次回講座のご案内を

中学英語学びなおし英文法基礎講座（3ヶ月集中）
次回は4月の週末開講予定ですが、決まり次第ご案内します。
・オンラインクラス（全国どこからでも）
・通学クラス（大阪）この教室は今後オンライン化をさらに進めますが、
この春は状況に応じて通学クラス（大阪）も開講する予定です。