自分に罰を与えて終身刑の罪人扱いするのはもうやめようよ
「ダメな自分に罰を与えて自ら罪人扱いすると、また挫折する。本当に成功したいなら、まずはそのクセをやめることから」
これは私が英語指導を通じて、大人の生徒さんたちに実際に伝えていることばです。
この「罰」というのは?
「どうせ自分なんてダメな人間だ。こんな自分は嫌だ」とご自身をののしること。
ご自身を否定することをおっしゃる方は多いですが、「罪悪感」ということばにはちょっとピンとこない方が多い。
「自己否定はしていますけど、自分に対する罪悪感って何」?って感じのご反応なのです。
確かに「罪悪感を持たないで」ということば、抽象的ですよね。
私はこの教室の授業を通じて、生徒さんたちに「挫折しない思考面作り」の指導をしていますが、
この「罪悪感」ということば。
もっとわかりやすいことばに置き換えられないかといつも思っていました。
あるブロガーさんの記事を読んで得た表現に感動。
それだ!と思えることばを学びました。
「罪悪感を持つ」ということは?
自分に罰を与えて自ら罪人扱いする。
懲役(それも30年間や終身)を与えている。
ずっとずっとご自身をののしって痛めつける。死ぬ日まで。
「え、自分に罰を与えている?」
「私はそんなことしていませんけど?」
そうおっしゃる方、圧倒的です。
いやいや、みんな無意識でやってる。
ご自身への罰の中で多いものはこれですよヽ(・∀・)ノ。
私はこんな学歴(または職歴・年齢・性格・外見・家庭環境)だから・・・
「どうせやってもできない。せいぜいこの程度だ」
「どうせやっても、できないに決まっている」
このご思考がご自身への懲役刑です。
では英語学習においては?
多いのは、これ↓
「私は馬鹿だから、できるわけがない」
「私は若くないから、できるわけない」
「家族や周囲が反対するから、やってはいけない」
「お金も時間もないから、できるわけがない」
「私は病気持ちだから、できるわけがない」
そしてとどめはこれ。
「そんなダメな私だから、本気の英語学習なんて続かない」
そう思い込んで頭の中でごちゃごちゃごちゃ悪いことをすぐに考え始めること。
このように口を開けばやりたいということばよりも
「できない」「やるべきではない」
ないないつくしのオンパレード。
口にしないと、態度に出さないと気が済まない。
これでは成功できるわけないでしょう。
ご自身が無理だと結論つけているのですから。
こういうご思考をすでに何十年も課すのが、懲役刑。
終身刑になっている方もいますね。
だけど、そう書くと・・・
「だって周囲がそう私に求めるから!」
「私が仕方なく我慢するしかない!」
「私だってこんな状況、好きでやっているのではない!」
激しい口調でおっしゃるのですが・・・
だけどそれ、本当?
自分でそう勝手に決めてない?
どうせ無理だと決めつけて、はなから人との対話を避けていない?
ご自分の意思を相手に伝えていますか?
壁作って伝えていないのでは?
「どうせ言ってもあの人たちには通じない」
自分で勝手に人の気持ちを決めていませんか?
過去あんな嫌なことを言われた。
あんなことをされたから、どうせそうに決まっていると決めつけていませんか。
これがね、まさにご自身に懲役刑をかけている状態です。
子どもは親を選べません。
生まれ持った環境を変えることできません。
ですが、みなさんはもう大人です。
自分で人生を選べます。
良くも悪くもどのようにでも。
生徒さんたちを見て痛感するのは
誰かや何かの許可を待っている方の多さ。
大人の私たちは
親から与えられた人生は、自分で変えることができます。
変えるのも人生。
変えないのも人生。
それはご自身が決めること。
もう私たちは大人なのです。
許可は自分自身で出して良いのでは?
英語学習の成功にメンタルは重要です。
自己否定の強い方は成功のチャンスを自ら叩き潰してしまうので、挫折しやすい。
そのような生徒さんのbefore➾afterをどうぞ。
お母様への怒りと向き合ったことで自分軸を持つようになり、英語学習も成功した50代の生徒さんの話はこちら↓