大阪中之島中央公会堂での思い出話（中学英語学びなおし英文法基礎）

2013年10月
中之島中央公会堂にて、複数名を対象にした講座を募集＆開講

今となっては記念すべき第1回目の「中学英語 学びなおし英語講座」です。

とはいえ、当時はまだ「試験的」な開講でした。

設定したカリキュラムや教材が本当にイケルかどうか検証するために、「モニター生」として生徒募集したのが始まりです。

モニター募集という時点で素人感ですが、当時の私にとってはこれができる範囲でした。

当時はアメーバブログを開設しただけで、教室ホームページはまだありませんでした。

ですが、むしろ良い意味で敷居が低いというイメージとなったのでしょう。

あと、モニター生ということで、当時は超・超・超・低価格だったこともあります。

だから、知名度なんてゼロだったけど、それでも生徒さんは何人もお越しになるのです。そんな良き時代でした。

 

場所は淀屋橋と北浜の中間地点の大阪市中央公会堂の会議室にて。

写真中央にあるドーム型の大正レトロな建物です。国の重要建築物で有名ですね。

当時は月曜日の夜に授業をしていましたので、いつもこの夕方の景色を見つつ、緊張しながら会場に向かっていたことを思い出します。

この会場は公共の施設ゆえ、開錠も施錠も自分自身でやらないといけません。

講座終了後は自ら電気を消して施錠してから、エレベーターを降りて建物の外にある事務所へいって鍵を返却。

今はどうかわかりませんが、大正レトロらしい昔ながらのクラシックな鍵。

このときの授業終了時刻は、21:15頃だったと思います。

閉館時刻は21:30だったので、21:20には消灯して施錠⇒退室⇒鍵返却（受付は同じ建物内だが、玄関が異なりめちゃ遠い）心がけていましたが・・・

クラスが盛り上がってくると、授業終了後も名残惜しさでお話に花が咲いたり、帰る前にお手洗いに行かれる方がいたりして、あっというまに時間が過ぎてしまうのですよね。

（かつては大阪市の管理だった名残ゆえ）、閉館時刻（21:30）になると容赦なく正面玄関の扉が施錠されるこの会場。

大正建築物って中が迷路のようになっていて、とにかく広い。何度行っても中の構造が不明・・・

警備員さんたちも巡回で見落とすことがあるようですね。私たちがまだ部屋にいるのに、施錠されそうになったことが何回も。

嘘やろ？と思うことが何度も。

うっかり取り残されてしまうと・・・？
生徒さんと私は、翌朝まで帰れないヽ(・∀・)ノ。

なので、生徒さんと私たちは、いつも大慌てで片付けて建物の外へ。

エレベーターはありますが、昔ながらの油圧式だから超・動きが遅い。

生徒さん3人と私は、いつも走りながら迷路みたいな回廊をぐるぐる進み、無事に正面玄関を出るまで毎回ドキドキ。

無事外に出たら、まずは生徒さんたちには外で待っていただき、私が向かい側の建物の受付で鍵を返却していたことが良い思い出です。

今の私の授業終了後は、生徒さんをお見送りする立場ですが、まだこのときは私も一緒に帰宅する側の立場でした（なにせ施錠⇒閉館ゆえ）

みんなで淀屋橋駅まで歩いていました。

公会堂から大阪市役所へ続くあの並木道を生徒さんたちと一緒に歩き、駅で「じゃあまた来週ね！」と別れる。

クリスマス時期のイルミネーションがキレイで、今でも本当になつかしい。このエリアは今でも時折通りますが、そのたびに当時のことを思い出しますね。

このときの生徒さんの一人が、写真右のSarahです。

この教室ウェブサイトのあちこちに彼女の写真を掲載しているので、ご存知でしょう。

モデルさんではなくて、本当の生徒さん。
それも第一号の生徒さん。感無量です。

 

今思えば、素朴で幸せな時代でした。

もうあの頃に戻ることはできませんが、いや、もう一回戻ってまたやり直してみたいと思うことは何度もありますね。

 

大阪中之島公会堂はクラシック感があるので今でも好きですが、残念ながら人気の公共施設ゆえ、定期的に使用するには制約が多く動きづらいことが増えてきました。

その後講座を開講するにつれ、いつでも生徒さんをお迎えできるようにもっとフレキシブルに活動したいと思うようになりました。

そうなると、公共ではなく民間の施設を探す必要があります。

2014年9月、同じ淀屋橋エリアにオフィス拠点を持って、そこで授業をすることになりました。ここで得たご縁から、現在につながります。

やはりスタイリッシュですね↓

この話はまた次回に。