2020年の中学英語学びなおし英文法基礎講座はウェブ授業も開始します。
英文法講師が授業する上でもっとも大事なものは?と聞かれたら。
私は「ホワイトボードとマーカーペン」と答えます。
英会話の授業はホワイトボードなしで授業はできますが、英文法講師からホワイトボードを取り上げたら、授業はできません。
大阪教室にはこのとおり横180cmの大型と、ここには写っていませんが120cmの中型のホワイトボードの2つがあります。
さて、8月から新しく始まったTOEIC®対策講座は、オンラインZOOMを使用したウェブ授業化に成功。有料授業として提供開始。
ですがそんな私はメカに強いと言われる水瓶座にしては、アナログ女。
長年「対面授業のほうが同じ空気を共有できるので、授業のクオリティは高い。ウェブなんぞ心がこもっていない!」と思っていました。
TOEIC®対策授業は資格対策。問題解説がメイン。
解説したいページをPC画面に取り込んで、電子ペン(apple pencil)を使ってこの上から自在に解説を書き込むことができます。
私がウェブ上に発信した画像は、生徒さんのPCやタブレット画面にはこんな感じで表示されます。
ウェブ授業のメリットは生徒さんにとっても私にとってもたくさんあります。
どんなメリットがあるかは追い追い書いていきますが、生徒さんの集中力はあがりますし、移動時間がゼロになるので、時間を有効に使えます。
同じ空気を共有している対面授業は確かに物理的に距離は近いけど、だからといって気持ちが通じあえるとは限らない。
対面授業だからといって、目の前の授業に集中しているとは限らない。視線があっちこっちに飛んでしまい、お越しになっていても集中していない方も多い。
とはいえ、このようなウェブ授業は問題解説メインのTOEIC®対策授業だからできること。
中学英語学びなおし英文法講座は絶対に無理に決まっている。
私は本気でそう思っていました。
だって、中学校での「あの板書授業」を再現するわけですよ?
黒板 or ホワイトボードがなければ授業は成立しないと。オンラインなんて無理だと。
ですが、そう思ってはいても、同時に「時代の変化にはついていくべき」という思考の私。
英会話では、スカイプなどのオンライン授業は今では一般的。
いずれは英文法だって必要になるはずです。
ネットショッピングやネット予約が当たり前の今の時代、なんで英文法だけはウェブ授業がないの?って思いますよ、いずれ。
・・・ということで、学びなおし英語の板書もウェブでできるようトライしてみることに。
私がオンライン授業で使っているipad,
このipadにインストールしたアプリ(good note)の機能をもっと使いこなせばできました!
実際に、ipad画面ではどれぐらいの板書ができるのか、さっそくやってみました。
まずはホワイトボードの板書(小さくてスミマセン)
実際の授業では解説しながら板書していくので、最初からこんなにいっぱい書くことはありません。
この板書を、apple pencilを使ってipad上に書いてみますね。
apple pencilが細くて持ちにくいし、書きにくい。これまで14年間の英文法講師生活で常にマーカーを使ってきた私にとっては画面が小さい。
思うようにうまく書けない。試行錯誤してとりあえず完成。
ちょっと文字がぶれていたりと何ですが、こんな感じになります(これは毎日特訓すれば必ずできるだろう)
もちろん実際には口頭で解説しながら同時に書いていくので、最初は真っ白な状態からスタート。
ZOOMを使ったウェブ授業では、この画面がそのままダイレクトに生徒さんのPCあるいはタブレット(スマホ)上に表示されます。
いちばん上の段を操作して、罫線引いたり、文字入れたり、色分けしたり。
文字を書く、記号を書く、色分けする操作の切り替えの際は都度操作が必要。ちょっともたつくのですが、これから毎日練習していけばできるようになると判断。
画像はこのまま保存可能でデータ転送もできますが、見てるだけ~では生徒さんの実力はつきません。
私が解説しながら書くのと同時に、生徒さんたちも同じ内容を板書していただきます。
引き続き動作検証して、2020年からの学びなおし英語講座は対面授業にプラスして、ウェブ授業も同時に開始する予定。
やり直し英文法教室は東京でも大阪でもたくさんありますが、私が見た限りこの分野でオンライン授業をしている教室はまだないようです。
肝心の生徒さんたちへの認知がこれからの課題になります。
ですが、実際に使うことで「うわあ、これは便利だ!こっちが良いわ」と思う方も中には出てくると思います。
最初は対面授業から始まって、途中でウェブに切り替えてもOKなど様々なご提案ができるようにするつもり。
まずはその練習として、今月(9月)から始まる学びなおし英語講座の授業内でも使ってみようと思います。
新しいことを始めるのは、やはり楽しいですねヽ(・∀・)ノ