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あなたは大丈夫?英語学習に挫折する特徴②(結局行動しない人)

「中学英語学びなおし 英文法基礎講座(3ヶ月集中)」は、いよいよ今週末からスタートします。

9月に準備講座を受講した生徒さんたちは2週間ほどのお休み期間中です。

この期間を使って、生徒さんたちはこの講座恒例の「決意メッセージ」の作成にとりかかっている最中です。

 

 

この決意メッセージ、学びなおし英語講座の授業の一環として実施しています。

生徒さんにとっては、ご自身は何者で、何をしたいのかを棚卸していただくもの。

他人との約束は守るけど、ご自身とのお約束は安易にやぶってしまうことに罪悪感を持たない方が多いです。

これをやるからまた挫折するのですが、このように文書化して共有することでご自身の言動に責任を持っていただきます。

そしてもう一つ。

ある程度のご年齢に達した大人の生徒さんたちにあえて意識面の指導をするのは、ある意味相当なリスクを伴います。

正しい方向に導くために、どうような方かを正しく理解しておく必要が担当講師の私にはあります。

口頭でもわかりますが、同時に文書化することでその方の本質が明確にわかるようになります。

 

この決意メッセージの内容は大きく三つ。

①なぜこの教室・この講座を選んだのか

②講座終了後、何をやりたいか

③そのために何が必要か
*技術面(例:英会話学習やTOEIC®対策を始める)
*意識面(例:頭でっかちになって夢ばかり。やる前からすぐにダメだと思う癖をやめる)

 

非常に興味深いことですが、みなさん①のご受講理由は余裕で書けます。

かつての英語ができなかった頃からの話は、いくらでも湧いてくるようです。過去の世界で生きているのは、挫折を繰り返している方に多い特徴です。

ですが、未来の話になるとだれもが一転。
多くの生徒さんたちは過去話のようにスラスラバシっと書けず、思考停止。

頭の中で「こんなことができたら良いな」とは思ってはいるのですが、実際に言語化するとなると書けなくなる。

「具体的な」未来を考えることに、お心が拒否しているということですが、仮に書けても抽象的な内容になってしまう。

中でも多いのが・・・これ↓


「英語ができると世界が広がると思うので、終了後はいろんなことにチャレンジしたいと思います」

そう、まるで履歴書みたいな、まったくありきたりで現実味のない内容に。

すぐに「色々」とか「いろんなこと」とおっしゃる方は多いですが、決意せなあかんときにこのことばが出たら要注意。

いざとなったらふわっとごまかしてしまう時点で、現実化しません。

いくら英語学習知識をインプットしたとこで、成功にはたどりつかないですよ。

ご自身で結論をごまかしたり先延ばしにして、永遠の夢追い人になっているから。

 

 

ですが、実はこのタイプの多くは本当はやりたいことをお心に秘めていることが多い。

この決意メッセージを書く前、私との面談ではこのようにおっしゃるのです。

「まずこの講座で英文法を基礎からやり直しながら、過去のネガティブな感情を昇華する」

「自意識過剰になっている自分の思考を変える」

「終了後、英会話学習を始める。独学の環境は無理なので、英会話スクールを探してレッスンを受講する」

「英語で道案内ができるようになりたい」

「会社で英語を使う業務に名乗り出たい」

 

ですが・・・
そう思っていても、実際に行動はしない。

実際に行動するのは怖い。

今の生活パターンを変えてまで、自分を変えたくない。

あこがれているけど、本当に達成しまったらなんだか怖い。

夢見る夢子な「人生のキャンセルガール」になっている。

このように脳内プレーばかりしているので、とにかく悪いことを思いつくのが得意。Google検索ばりのフル回転・・・。

その結果、「英語ができると世界が広がると思うので、終了後はいろんなことにチャレンジしたいと思います」ということばでふわっと先延ばし(ごまかしてしまう)のですね。

 

ということで・・

未来のご自身の展開になると行き詰まってしまう生徒さんたちには、突破口としてこのように伝えています。

☑ この教室を選んだ時点で、ご自身のやりたいことは「単に英文法のお勉強だけがしたいです✩」だけではなかったはず(実際に受講理由にそう書いている)

☑ 何十年も鎖国していたお心を開いて、超えた先にある未来を手に入れたかったはず。

☑ そのために、一念発起して勇気を出して自身の限界を超えたかったはず。

☑ だから、あえてほかではなくてこの教室を選んだのでは?

 

生徒さんたちは現在、この作業を通じてご自身と思いきり向き合っている真っ最中です。

どうかご自身から逃げずにとりくんでほしい、そう思います。

完成したメッセージは、ウェブサイト「受講生の声」のページに掲載する予定です。