これまでの終了生たちを時系列で振り返ると、大きな歴史ができていた!
今年の2月から始まった
「中学英語学びなおし 英文法基礎講座(3ヶ月集中クラス)」
先週末に全日程が終了し、新しい終了生たちが誕生しました!
学びなおし英語講座そのものは
さかのぼること2012年から始めて、今のように講座化したのが2013年の秋。
当時はゆるいものでした。
そこから改良改善して、現在の3ヶ月集中クラスが誕生。
第1回目の集中クラスは2015年4月でした。
あれから5年が過ぎました。
開催のたびに改善を繰り返し、気がつけば先週末の生徒さんたちで13期生!
>>先週末の生徒さんたちへ、12期生ではなくてみなさんは13期生でした。
10期ぐらいまでは毎回カウントしていたので、
あの当時の生徒さんたちは、ご自身が何期生かを覚えている方もいると思います。
久しぶりにカウントしたことがきっかけで
これまでの集中クラスの
開講時期、開講場所、受講生たち、当時の出来事を時系列に書き出してみることに。
やってみたら
これが良い振り返りに(・∀・)。自粛期間は内省の時期。有効に活用。
書き出して気づいたのは、
集中クラスは大きく分けて、2回の大きな転換期を迎えているということ。
ipadみたいですが、第1世代、第2世代、そして現在は第3世代。
では各世代を振り返ってみますね。
ぜひ最後までごらんください。
第1世代(1~5期生)
創生期 2015.4 ~ 2016.7
(↑旧ホームページのトップ画面です)
初心者で個人運営の素人っぽい作りが、
良い意味でフレンドリーなイメージとなっていた時期。
初期ゆえ低価格だったというのもあり、お申し込みは多かったです。
出港したての船に乗ったようで、毎回楽しかったですよ!
とはいえ、
講座運営者としての経験値が浅かった私。
教師あるあるの犠牲者精神が勝ってしまう。
講座運営者と講師を兼任している場合、これが強いと教室運営は確実に失敗します。
様々な痛い経験もしましたが
今後に必要な経験をした第一歩だったと今は言えます。
第2世代(6~10期生)
発展期 2016.8-2018.9
現ホームページのトップ画面に掲載している
生徒さんたちからのメッセージの多くは、この時期のもの。
平均年齢50代のクラスだったり
管理職が集まるクラスだったりと幅広く。
かと思ったら、20代の生徒さんもご参加。
当時は朝活英会話も開催していて、
期を超えた生徒さん同士の交流も活発。華やかでしたねえ。
この頃から現在の軸となっている
「語学学習に成功するためのメンタル作りへの指導」を授業の一環として体系化。
マニュアルなどどこにもありませんので
試行錯誤しながらですが、本格的に始めました。
生徒さんの「決意メッセージ」や「終了メッセージ」の両方1セット化は、授業の一環として7期生(2016.11開講)頃から本格開始しました。
すべてが華やかな時期でしたので
はた目には華やかでキャッキャウフフな印象だったでしょうが・・・
当の私はというと、
募集のたびに、生徒さんへのメンタル指導のたびに心がやられている状態(え?なんでやってるの?という突っ込みはちょっとだけ待って)
そもそも大人の生徒さんの場合
ご自身の言動に責任を取るのは、ご自身です。
ご自身の理想(価値観)に強く固執する生徒さんへの指導は、ある程度で手放すことが必要。
価値観の相違の折り合いがつかないままだと、お互いが不幸になるだけですから。
そう頭ではわかっていても、それができなかったのです。
「教師あるあるの犠牲者精神」が出てしまう。
やらないと強い罪悪感を感じてしまう。
なお、現在の私はこの罪悪感を手放しました。
当時この経験をしておいたことが、
紆余曲折がありながらも、現在まで講座運営ができている理由になっていると思います。
そしてもう一つ。
この頃から
ここ大阪でも「やり直し英文法学習」を扱うスクールや教室がどんどん増えてきました。
多くは低価格で「ゆるく楽しくさくっとね♪」的なもの。
まあ、やり直し英文法ですからね・・・。
私も好きですよ。
素敵女子を目指すキラキラオケイコ(これは本当)
ですが、こういうスタンスでは本当に英語はできるようにはなりません。
この葛藤を語ると長くなるので省略しますが、
犠牲者精神思考と掛け合わせた結果・・・
私は「万人受けはやめる」「期間だけを引き延ばしたゆるい講座はやめる」「少人数制でやる。大人数授業はやらない」と決めました。
つまり、我が道を行く(・∀・)ということ。
ですが、この方向性をもとに発信すると、
今度は「厳しい」だの、「敷居が高い」だの思われてしまう・・・(まあ、これは今もだが)。
当時はこれがまたつらくてねえ(・∀・)。
自分のオリジナリティは世間では受け入れてもらえないのか、ダメなのかと思うとね。
万人受けできない気質なのに、万人受けしようとしないとダメなのかと思っていましたね。きっと。
今の時代での講座運営では、
教室の個性をどれだけ明確に発信するかが重要なのですが、数年時代が早かったのでしょうね。
まあ、今思えばこの当時に起きたすべてが、現在につながっている貴重な時期でした。
そして現在へ至る第三世代へ。
ここで、色々グローバルになります(・∀・)
第3世代
大転換期 2019.3~現在
(↑東京・市ヶ谷周辺)
2019年からは大阪を飛び越えて、日本の首都・東京にて対面授業開始。
関西人の私は典型的な大阪人体質ですが・・・
英語学習に関しては実はそうではないのです。
日本の英語学習の中枢は首都の東京。
これは私自身が一人の生徒として参加した、東京での様々な講義で実感。
だから、東京でやってみたかったのです。
すでにインターネットの時代の今。
募集をして東京で授業をすること自体は、そこまで難しいことではないのですが・・・
関東に基盤を持たない私にとっては、
大きな困難を伴いました(事前にメルマガとかやっていないから)
構想から実行(開催)まで2年以上。
途中様々な障害が理由で、一度は無念の頓挫(1年近く)。
そこから立ち上がったので、この長さに。
この間に感じた情けなさ、今でも思い出しますね。
だから、東京の地で授業ができた初回授業はどれだけうれしかったか。
このときの東京の生徒さん Cathyは
もう一つ大きな未来への可能性を私に与えてくれました。
これが、現在につながるオンライン授業です。
当時の学びなおし英語講座は対面でしたが、
Cathyは終了後も引き続きこの教室に残ってくれました。
TOEIC®対策講座からは全面オンライン授業へ。
今現在につながる、本当に貴重な経験になりました。
今はコロナの影響で
「オンライン♪オンライン♪」になっていますが、そんなに甘くないです。
有料で授業配信する場合は、講師自身の経験値が必要です。
トークメインの英会話とは異なり、
英文法は資料提示や板書があるからです。
そうでないと生徒満足度は得られない。
2019年の当時は「これからはオンラインも必要だろう」という程度の意識でしたが、早くやっていたことがこの先の大きな分岐点となりました。
今この時期、つくづく思いますが・・・
時代の流れを読み、早く手を打つことの必要性を感じています。
さて、いかがでしたでしょうか。
学びなおし英語講座の集中クラスを始めて6年目となりますが、
2015年の第一回目の開催の頃は
その後まさかこれだけのことを経験するとは思ってもいませんでした。
だれもが明日の地図はわかりゃしない。
行き先一緒じゃつまんないね。
これはTUBEのKeeping the face!(当時私は20歳だった・・・) の歌詞なのですが、まさにその通り。
元々私は「未来はわからないから自分で描ける。だから人生は楽しい」と思っている気質。
ルーティンは苦手で、変化することが楽しいのです。
お越しになる生徒さんの数だけ
そりゃもう、毎回いろいろあります。
だけど、それでも集中クラスはやっていて楽しいですね。
おっと話が長くなった。
続きはまたどこかで機会があれば改めて。