あなたは大丈夫?英語学習に挫折する特徴①(夢ということばに酔う人)
「英語ができるようになったら、●●してみたいです」
「英語ができるようになって、●●できる私になりたいです」
「そのために、もう一度英語を勉強したいです」
英語学習を始めるきっかけは人ぞれぞれ。
ですが、だれもが「英語ができるようになったら、こんなことがやってみたい」と思っているからこそ、英語学習をスタートしているはず。
ですが、その熱いお気持ちも束の間。
多くの方は・・・
いつも途中で挫折。
次はと思ってまたトライするけど、また挫折。
「英語ができる私になりたいと思っているのに」
「これだけお金と時間を英語に投資したのに」
「周りは皆英語ができるのに、どうして私には「英語」と縁がないのだろうか?」
このように、どんどんコンプレックスがふくれあがって否定的思考に凝り固まってしまう方、思っているより多いのです。
私はこれまでの学びなおし英語講座を通じて、このタイプの生徒さんたちと接してきました。
生徒さんたちとの実際の対話の中で得た、リアルで大きな気づきがあります。
今日は最初の一つを。
まず、挫折する方に多いご思考は・・・
「夢」と「到達ゴール」がごっちゃになったまま、いきなり単語を覚えたり、頭から湯気を立てて難解な問題集に体当たりしようとする。
「夢」と「到達目標」
似ているけど、違いますよ。
夢(dream)はできたら良いな♪と夢見ているもの。
妄想を描いているだけで、ふわふわ頼りない。実現可能性は低い。
現実を見ていない「夢見る夢子」ということばがまさにそう。
本当に成しとげたい・手に入れたいのであれば・・・
それは夢ではなくて、「到達目標(GOAL)」です。
英語ではgoalという単語を使いますが、これはなかなか上手い表現だなと思います。
初めてこの単語を外国人講師から学んだとき、感動しましたね。What is your dream?じゃなくて、What is your goal?のほうが、強い響きありますから。
ということで、やりたいことを現実化させたいのであれば・・・
夢ということばは安易に使わないこと。
実現性が遠のきます。
「夢」ということばに逃げ込まず、「成しとげたいこと(手に入れたい)」という表現に変えること。
ご自身に向けて発したことばは、すべてそのままお心にインプットされます。
良くも悪くもその通り現実化します。
そこでまさかの奇跡なんておきません。
本当に成功したいなら・・・
ご自身に向けて発することばにもっとケアを持つべきです。
みなさん、他人からのことばにはえらく敏感ですが、ほかならぬご自身に対する言葉に対して鈍感すぎます。これ、訓練で変わりますから。
もちろん、口だけではダメですよ。
実際に行動しないとね・・・。
次回は「挫折を繰り返している英語学習者さんたちが実際に行動起こすときに、またやってしまう失敗パターン」を書こうと思っています。
私が実際の生徒さんたちと接して得た、インターネットをどれだけ検索してもどこにもないであろう貴重な内容です。
ご興味持たれた方、ぜひ定期的に教室ウェブサイトをごらんください。
これは2020年から新しく始める、「次はもう挫折しない英語学習者になるためのお話会(講演会)」のトピックに結びつく内容になります。