嫌いをご自身の英語学習の最強の武器にしないで(中学英語学びなおし英文法基礎)
未来の生徒さんたちに伝えたいことばを、さくっと毎日投稿(未来の生徒さんたちへのショートメッセージ)
今日(8/5)のメッセージは、旧ホームページ時代の過去記事より。
この記事、実は初投稿は4年前の2015年1月。再投稿のたびに加筆修正して現在に至ります。
あれからずいぶん時がすぎ、今ではもうこの記事をご存知ない、つまり初期のこの教室のことを知らない方の世代になりました。
2019年版を再投稿します。
改めて思いましたが、私が伝えたいことは昔から一貫していますね。
◆「英語なんか嫌い」ということばを、ご自身の英語学習の最高の武器にしないでほしい。
「英語なんか嫌いです」
「嫌いだけど(この教室で)勉強しています」
これは、受講中の生徒のみなさんからまあまあよく聞くことばです。
指導している私にとって、常々「なんだかなあ・・・」と虚しくなる瞬間。何年教えていても、いまだにそう思いますね。
「嫌い」ということばには、瞬時で相手を拒絶する壁があります。
強いエネルギーがあります。
このことばを発すれば、それ以上モノを考える必要はない。
ご自身の弱さを隠す、最強の武器となります。
「語学は生き物」だと私は思っています。
だから、単なる知識のインプットだけでは効果は出にくい。
愛情を注げば注いだ分だけ伸びますし、拒絶すれば伸びは鈍くなります。
「英語、好きになってきた!もっと上手くなりたい」と言う生徒さん。
本当は上達しているのに、いつまでたっても「嫌いだけど来ている」「させられている」とばかり言い続ける生徒さん。
このお二人は講座が進行するにつれ、顕著に実力差が開いていきます。
「嫌いだけど、仕方なく勉強する」のは、中高生の受験勉強まで。
いや・・・決してそんなことはありません。
彼らには「志望校合格」という最大のゴールがあります。
「嫌い」という感情を、人生の一発逆転を狙うエキサイティングな上昇志向に変えることができます。
彼らのほうが生産的な行動をしていますので、前向き思考といえます。
ですが、残念ながら私たちはもう若くはありません。
すべての大人のみなさんに、いまさらこれらの中高生と同じことを求めるのは難しい。
ご年齢が上がると、これまで築いてきた価値観は相当な衝撃体験でもない限り、ご自身を変えることができないからです。
では、どうしたら?
そんなに英語が嫌いでたまらないなら・・・
学習をストップしたほうが心穏やか、心豊かになれますよ。そのお金と時間、ほかの自分磨きに費やしたほうがHappyよ。
どんな状況であろうが、人にどう思われようが、そうしたほうが幸せだと思います。
ですが、「いえ、仕事で必要だから、耐えられないほど嫌いだけど英語はやらないと」と、また頑なに身を震わせてそうおっしゃる方。
これまで英語ができなくても、長年今の会社で生きてこれたわけですよね?
開きなおりさえすれば、今のままでもこの先も生きていけるのでは?
もし、純粋なお気持ちが湧きあがれば、そのときに学習を始めたら良いのです。
湧きあがらなければ?
その日が来るまで待ちましょうよ。
だって、素直に心からお気持ちが沸き上がらないということは、がんばらなくても良いのですよというサインでは?
「嫌いだ」のまき散らしがやめられない方へ
英語学習よりご自身のお心を整えるのが先じゃないかな?
残念ながら私は「英語なんて嫌いだ」とまき散らしながら学習して、理想通りに語学力が伸びた方とはこれまで出会ったことはないのです。
そもそも、なんでそこまで嫌いなのでしょう?
ご自身のお心に抱えている傷や寂しさや哀しさの部分ときちんと向きあわない限り、英語学習はまた挫折しますよ。
それを無視してひたすら知識をインプットしたって、そもそものご自身の地盤が穴だらけだったら、知識は定着できるわけないのです。
最後に・・・
英語が堪能な男性の方が、このような生徒さんたちに対して不思議そうに「思わず」おっしゃったことばをお伝えします。
「あの・・・これらの生徒さんたちは『英語ができるようになりたい』と思ったから、この教室を選んで学んだのではないのですか?」
「嫌い嫌い嫌い」と撒き散らしては、重い女になっているみなさん、いかがですか?
この男性のことばは、シンプルですが、ずばり本質を突いている。
もう、みなさんおわかりでしょう。
嫌いだと撒き散らすのはやめて、欲しいものは素直にほしいと言いましょうよ。
もっと素直に心を開きましょうよ。
そのほうが成功は早いってこと、本当はおわかりになっているんじゃないかな?
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