自分に自信をもちたい。チャンスが来たら「いつ?いいよ!もちろん!」と即答出来る自分でいたい(受講生Nicole)
現在開講中の「中学英語学びなおし 英文法基礎講座(3ヶ月集中クラス)」の生徒さんの決意メッセージ、前回ご紹介したCathyに引き続き、今回はNicole(ニコル)です。
※ここは英語教室ですので、生徒さんのお名前はEnglish nameで記載しています。
内容はこの3つ。
①この教室・この講座を選んだ理由
②講座終了後、英語を使って何をしたいか
③そのために、今の自分にまず必要だと思うこと
Nicoleは大阪クラスの生徒さんです。
この学びなおし英語講座で「日常英会話の場で使う英文法」と、「挫折しない英語学習者としての心構え」の両方が学びおえたら、自信をもって英会話の道へ進みたいと思っていらっしゃいます。
実はNicole, この教室に来るまでの間、「独学」で2年かかって中学英語をやり直しされました。わからないたびにうなされながら、あきらめず成しとげました。
超・基礎レベルということを考えたら、これはもう前代未聞レベルですばらしいこと。
ですが、なんとご自身はそのすばらしさを素直に受け入れていないご様子・・・。
「私はがんばりが足らない。できないんだからまだまだ努力をしなければならない」と思っていらっしゃるようです。
「ええええ?なんでぇ?」と思いますよねヽ(・∀・)ノ。ですが、ご本人は本当にそう思っていらっしゃったのです。だからこの教室にお越しになったのです。
ご自身がご自身の可能性を押さえつけて制限して生きているので、物事を達成しにくい人生になっている。
なお、これは英語に限らず、人生でつかみたい「何か」にいつも挫折を繰り返している方に非常に多いご思考の特徴です。
さて、メッセージ最後の③(今の自分にまず必要なこと)、非常にシンプルですが、これがNicoleがこの教室でいちばん手に入れたいことです。
本当は何がほしいのかわかっているのに、自信のなさとプライドの高さがミックスして素直に自分の気持ちを伝えることに照れがあったようです。
何度問いかけても、なかなかご本心をおっしゃらないヽ(・∀・)ノ。
もちろん、わざと言わないのではなく、長年お心にふたをしていたため、私の直球の問いかけに何をどう伝えてよいのかパニックになっていたようです。
ご自身の可能性に制限をかけて生きてしまうと、起きてしまうことです。ここで限界を越えられすにいつも逃げる人、そうではなくて穏やかに向き合うかでこの先は変わります。
では、Nicoleがお心を開放して書きあげたメッセージをどうぞ。
①中学英語学びなおし 英文法基礎講座 集中クラスを選んだ理由
かなりさかのぼること、中学時代、
テストで「私はテレビを見る」の問題に、“I watch TV.”と回答したところ、×。
なぜか分からず、ハテナ?のまま、ズルズル高校時代へ突入。
追試にならない程度の点数で過ごし、短大入試試験は受験科目に英語のないところを選びました。
短大時代はムーミンの本が英語の教科書だったので、翻訳された本を買って物語を覚えて定期テストを乗り越えた私。
その後、日本にいたら別に英語を使わなくても生きていける。
海外旅行もツアーで行けば必要性は感じず過ごし(レストランでは指差し注文)、社会人になってから出来た友だちは留学経験があり、流暢におしゃべりをするのを見ても「すごいね~」くらいでした。
彼女のまわりの海外のお友達とも顔見知りになって話しかけられても、「イエス、イエス」「ノー、ノー」くらいでした。
会話に花咲かず…。
それでもまだ「英語がしゃべれる人ってすごいね~」と思っている私。
しかしここ近年、LCCの影響で海外へ行くことが身近になってきました。
個人で行くことが多くなり、人に話しかけることや、海外のお友だちのところへ泊まりに行ったりするようになりました。
かなり歳も重ね、ふと「あれ??私何だか損してない??」「あの時のあれ、チャンスだったんじゃない?あらチャンス逃して…る!?」
「…。じゃあ、次のチャンスは逃したくない!」と思い始めた私。
これが私が「もう一度英語を習って、自分のものにしてみよう!」と思った最初です。
そこからとりあえず、参考書買う→読む→はて?よくわからない。
また新たに参考書買う→読む→HeとSheには「s」を付けるのはなぜ? “Yes,I am.”と“Yes, I do.”の違いがわからない。
そして、夜眠れない、うなされる。一旦止める。
しかし、ずっと心のどこかに引っかかった状態のもやもや状態。
読解力なし、記憶力なし、集中力なし。
これは1人では無理となり、中学生の塾に行かせてもらえないかな?電話してみようかな?と本気で思って、検索。
ええ、なかったです。
では、大人はどうしたらいいのだろう?
色々考えながら「中学生 基礎英語 大人やり直し」など検索。
「超基礎レベル、中1 is/do/doesから始められる」と書かれたこの講座を見たときには、前のめり状態。
見つけたとき、とてもうれしかったことを今でもおぼえています。
②講座終了後、英語を使って何をしたいか
だれとでも英語で世間話が出来るほどの会話がしたい。
テレビ番組から流れてくる英語の音声が、日本語と同じようにスーっと耳に入ってくるようにしたい。
海外の友だちの事業を英語で手伝えるようになりたい。
そのチャンスがきたときに「いつ?いいよ!もちろん!」と即答出来る自分でいたい。
いずれは海外で生活できるようになりたい。
5年後、10年後、今と違う場所で、違う世界で新たな感性で過ごしたい。
③そのために今の自分にとって、まず必要だと思うこと
自分に自信をもちたい!
※このおことばを引き出すのに、お申し込み日から3ヶ月かかりましたヽ(・∀・)ノ 。良かったね、Nicole! by 担当講師Rei
いかがでしたでしょうか?
「この決意メッセージを書くことで、(英語ができなかった)過去のことを思い出して悲しくなりました・・・」とおっしゃったのですが、そこで挫折せず完成しましたよ。
悲しくなったとおっしゃったとはいえ、それでも①の受講理由(過去の話)は非常にビビットに書くことができました。
ですが、②の終了後何をしたいのかと、③の今の自分に必要なことが思うように書けなくて、途中で思考停止状態に。何度か面談をして完成されました。
このご経験でご自身の克服テーマは何かがおわかりになったようですよ。
やり直し英語学習というのは、ご自身の過去を取り戻す学習です。それゆえ、このような「ゆり戻し」の感情が出てくるのは、成功するうえで必要な過程。
ゆり戻しはご自身が本気かどうかを試されているだけです。だから恐れることはないのです。
「もう挫折をしたくない」と思っているのであれば、どうか恐れずに超えてください。
さあ、早いもので現在開講中のクラスは、すでに半分を過ぎるところ。来月(7月)には終了します。
生徒さんにとっても担当講師の私にとっても決して気楽な講座ではありません。ですが、日本中を探しても他には真似できない超・本気講座だからこそ得られる気づきを、みなさん毎回の授業で得ていらっしゃいますよ。
初めていただいたお申し込みのときから、わずか数ヶ月でお会いするたびに英語学習への価値観が劇的に変化していくお姿を見るのは、非常にうれしいもので講師冥利につきます。
次回の英文法準備講座のご案内はこちらから。